パセドウ病と多汗症の関係性
多汗症は汗との関係が深い病気の1つです。
多汗症の原因ははっきりとわかっていない事が多いのですが、いくつかピックアップされている中で「甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)」によっても多汗症が引き起こされると言う説もあります。
甲状腺機能亢進症の典型的な病気では、自己免疫疾患の「パセドウ病」が有名ですが、多汗症との関係性もあるとされ、注目されている事も事実なのです。
甲状腺機能亢進症と多汗症の関係
甲状腺機能亢進症の主な症状では、多汗症、動悸、不眠、疲れやすい、等の全身性の症状があります。
これらは風邪をひいた時の症状にも似ている事から、専門医の診断によって発症している事が分かる事がほとんどです。
専門医は甲状腺ホルモンを測り、診断すると言われています。
パセドウ病の症状の1つに多汗症があると言う事から、多汗症だと思っていたのに、実はパセドウ病が原因だったと言う事も珍しい事では無く、多汗症は大きな病気の症状の1つでもある為、注意が必要になるのです。
多汗症かな?と思った時は
前述したように多汗症かもしれないと思っていても他の病気の症状の1つである事があるので、安易な自己診断をしないで、専門医の診断を仰ぐ事が大切になります。
自分はただの多汗症だから大丈夫と思っていて、実は他の症状にあまり気づいていない事もありますので、自己診断は危険がいっぱいなのです。
パセドウ病だと診断された場合には
専門医の指示に従い、しかるべき投薬等を受ける事が良いでしょう。
適切な処置や治療を行う事で、症状を軽減する事が出来る他、重篤化する事を防ぐ事が出来ます。
早めに治療すれば重篤化する事を防ぐことにもなります。
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